トラネキサム酸化粧水に期待できる美容効果とは?
トラネキサム酸という成分、耳にしたことがあるという人も多いと思いのではないでしょうか?
美容成分に詳しくなくても、トラネキサム酸を配合した薬を処方されたことがある!という人もいるかもしれません。
トラネキサム酸はアミノ酸の一種(トランサミン)なのですが、美白有効成分として化粧品に使われるようになったのは最近のこと。
医療現場では昔から抗炎症や抗アレルギー、止血作用を持つ薬などの医薬品としてトラネキサム酸が使われてきました。
今ではトラネキサム酸化粧品はいくつか販売されていますが、昔と変わらずシミ治療のための内服薬や肝斑の改善を目的とした薬も存在しており、多方面においてトラネキサム酸が使われるようになったのです。
では、トラネキサム酸化粧水がどのような美容効果に期待できるのか具体的に紹介していきます。
しみ・くすみ・ソバカスを予防する
トラネキサム酸にはメラニンの生成を抑える働きがあるので、シミやくすみ、ソバカスの予防に期待できます。
例えば、紫外線を浴びたり摩擦ダメージを受けてしまうと、メラノサイトという色素細胞に情報伝達物質(PGE2)が働いてメラニンの生成を促します。
トラネキサム酸には、メラノサイトを刺激する情報伝達物質を抑える働きがあるのです。
メラニンの合成や活性化は肌の防御反応でもあるので必ずしも肌に悪いと決めつけるものではありませんが、それでも大量に発生してしまうとシミやくすみにつながるので注意が必要です。
また、トラネキサム酸以外の美白成分にはメラニンの活性を防いだり還元や排出に働くものなどさまざまな作用を持っていますが、メラニンを〝発生する前〟の段階で阻害することができるのはトラネキサム酸しかありません。
シミやくすみのできにくい肌を目指すなら、トラネキサム酸配合の化粧水で毎日スキンケアを続けることがポイントです。
肝斑の予防
今から約40年前、トラネキサム酸による肝斑の改善効果が報告されて以来、トラネキサム酸は肝斑の治療にも使われるようになりました。
肝斑とはシミの一種で、左右対称に現れる淡褐色~暗褐色のシミです。
トラネキサム酸には、肝斑の原因の一つであるタンパク質分解酵素・プラスミンを抑える働きがあるので、肝斑の予防が期待できるのです。
また、肝斑は紫外線の影響で濃くなってしまうこともあるので注意が必要。
肝斑を未然に防ぐのはもちろん、肝斑の悪化を防ぐためにもトラネキサム酸化粧水が活躍します。
しかし、ホルモンバランスの乱れや遺伝の影響で肝斑ができてしまうこともあり、これら場合にはトラネキサム酸で肝斑を予防することができません。
肝斑に悩む人は、原因が何にあるのか振り返ってみてください。
肌荒れの予防
トラネキサム酸には炎症を抑える働きがあるので、肌荒れの予防や改善に効果が期待できます。
炎症と聞いてもパッと思い浮かばないかもしれませんが、肌に対する炎症は日焼け後の肌荒れやニキビ跡、炎症後の色素沈着などが挙げられるため、美白ケアもしたいけど肌荒れ対策もしたい、かつ、敏感肌に合う美白化粧水を探しているなら、トラネキサム酸化粧水がおすすめなのです。
とはいえ、トラネキサム酸化粧水には美白ケアをメインとするもの、そして肌荒れ対策をメインとするものの2つに分かれているので、自分の肌質や目指したいイメージに合わせて選びましょう。
