ニキビに効く化粧水の選び方
ニキビのケアで大切なお手入れは?と聞かれると、真っ先に思い浮かぶのは「洗顔」ではないでしょうか。
洗顔はスキンケアの基本ですからもちろん大切なのですが、大人ニキビにおいては洗顔よりも「保湿」、つまり化粧水選びが重要です。
ここではニキビケアに最適な化粧水を選ぶ際にぜひこだわって欲しいポイントをご紹介していきます。
「保湿力」はニキビ改善の要!
ニキビがあると、皮脂を抑制してくれるさっぱりとした化粧水を選びたくなりますが、実は、しっとり保湿タイプの化粧水を選ぶのが正解です。
保湿成分としてヒアルロン酸やセラミド、コラーゲン、ビタミンC誘導体などが配合されている化粧水が大人ニキビのケアにはおすすめです。
というのも、大人ニキビを改善するカギは、肌をうるおし、乱れたターンオーバーを正常化することだから。
加齢などの要因でターンオーバーの機能が衰えると、肌表面を守っている角質層の機能も低下し、肌が乾燥します。
肌が乾燥するせいで角質が厚くなって毛穴がふさがれ、大人ニキビが起きてしまいます。
化粧水で肌をしっかり保湿することが大人ニキビの改善には欠かせないのです。
ニキビにおすすめの成分
ニキビ用の化粧水の多くは、医薬部外品として認められているものが多く、有効成分が配合されています。
有効成分といってもその働きはさまざまですので、ニキビケア化粧水に配合されている代表的な有効成分について解説します。
サリチル酸
軽めのニキビに有効な成分。
ニキビの原因アクネ菌を殺菌し、角質をやわらかくする効果がある。
イオウ
ニキビの薬にもよく使用されている。
殺菌力が高く、アクネ菌の増殖を抑える。
皮脂を吸収する力が強いため、肌を乾燥させてしまうデメリットが。
大人ニキビにはおすすめしない成分。
イソプロピルメチルフェノール
抗菌・殺菌・防かび効果があり、収れん作用もある。
ニキビケア以外にも用いられる。
ピオニン
医薬部外品のニキビケア商品によく配合される。
抗菌作用が高い。
別名:感光素201号
グリチルリチン酸ジカリウム
甘草から抽出された成分で、抗アレルギー、解毒作用などがありニキビの炎症に効果的。
副作用が少ない。
別名:グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸ニカリウム、グリチルリチン酸2K
アラントイン
肌の組織を形成し、傷を治す効果、肌を引き締める効果がある。
ビタミンC誘導体
ニキビ跡や毛穴に効果的に働く。
ニキビ後の色素沈着を引き起こすメラニンを抑え、ターンオーバーをサポートする。
美白の有効成分としても有名。
ノンコメドジェニックの化粧水
「ニキビ用」「ニキビにおすすめ」と謳っている化粧水のパッケージに、『ノンコメドジェニックテスト済み』と記載されているものがあります。
ノンコメドジェニックというのは、ニキビやニキビのもとができにくい成分を使用しているという意味。
たとえば植物由来の成分を用いたスキンケア商品によく配合されているオレイン酸は、ニキビの原因菌の栄養となってしまう成分でもあるため、ニキビ肌のケアには適していません。
ノンコメドジェニックの化粧水にはそうした成分が入っていないので、ニキビができにくい肌をめざせます。
こんな化粧水はNG
ニキビケアのための化粧水として避けた方が良いのは、「アルコール配合化粧水」と「皮脂の取り過ぎ」の2つ。
アルコールを配合した化粧水はさっぱりとした爽快感のある使い心地なので、大人ニキビにも効きそうですが、肌の乾燥を助長しニキビを悪化させる可能性があります。
また、皮脂分泌を抑える成分が入った化粧水や、コットンなどで皮脂をふき取るタイプの化粧水などがありますが、かえって皮脂を過剰に分泌させてしまいかねないので、避けた方が良いでしょう。
もちろん10代のニキビ向けの化粧水を大人ニキビに使うこともNGです。
肌が乾燥して角質層のバリア機能が低下してしまうので、絶対にやめておきましょう。
