バストアップクリームとは?

バストアップクリームとは、文字通りバストをアップさせる(大きくする、下垂を予防・改善する)ためのクリームです。

「クリーム」と総称していますが、テクスチャー的には、ジェルタイプやローション状のものもあります。

多くのバストアップクリームには、バストを引き上げたり、大きくしたりする以外に、バストにハリ・ツヤ・潤いを与える美容効果も兼ね備えています。

また、バストアップクリームの成分をしっかり浸透させると同時に血行を良くしたり、胸の形を整えるバストアップマッサージを行うときのマッサージクリームとして使うことにより、よりバストアップ効果が狙えるものもあります。

バストをアップさせる成分

バストアップクリームには、バストを大きくする、持ち上げる(下垂を予防・改善する)といったメイン成分のほか、肌の調子を整えて美乳を作るなどのお役立ち成分が含まれています。

いわゆる「バストアップ」に役立つとされる成分が、それぞれどんな働きをするのかを詳しくチェックしていきましょう。

自分の求める効果を持つ成分がしっかり配合されているバストアップクリームを選ぶためには、必要不可欠な知識です。

ボルフィリン

初めて登場した際には「育乳の救世主」とも呼ばれたバストアップ成分が、ボルフィリン。

主成分は「サルササポゲニン」といい、ハナスゲというユリ科の植物の根から抽出したものです。

ボルフィリンは、塗った部位の脂肪組織だけを分化・増殖し、その脂肪組織の脂質蓄積を加速させる効果が期待できます。

また、肌にハリと弾力を与えると同時に柔らかくする作用もあるため、若々しく弾力がありながら、触ってみるとふわふわとした柔らかいバストメイクができます。

アディフィリン

アディフィリンは、肌に塗るだけでバストを大きくするとされる、近年注目されている成分で、ボルフィリンと同じような効果があります。

アディフィリンには、脂質の生成速度を向上させるPGC-1aを刺激し、脂肪組織における脂肪蓄積を加速する効果があるので、主に脂質でできているバスト周辺に塗ることで、局所的なボリュームアップが期待できます。

ハナスゲ抽出エキスを使用したボルフィリンに対し、アディフィリンは人工的に生成された成分ですが、原料は化学成分ではなく自然の植物由来成分を組み合わせられて作られています。

人工的に大量生産が可能なため、ボルフィリンに比べると価格が安いのも特徴のひとつです。

副作用の報告は今のところなく、用法容量を守って使う限りでは、比較的安心して使える成分と言えるでしょう。

プエラリアミリフィカ

ボルフェリンやアディフィリンが肌の脂肪細胞に働きかけてバストアップを目指すのに対し、プエラリアミリフィカは女性ホルモンに働きかけて、バストアップをサポートする成分です。

プエラリアとは、タイ北部やミャンマーの山岳地帯など、亜熱帯地域の落葉樹林に自生するマメ科クズ属の植物のことです。

プエラリアミリフィカには、女性ホルモンに似た働きを持つ成分の植物性エストロゲンやイソフラボンなどの成分が豊富に配合されています。

女性ホルモン様の作用を持つ成分としては「大豆イソフラボン」がよく知られていますが、プエラリアミリフィカは、大豆の40倍のエストロゲンとイソフラボンを含有するといわれています。

大豆イソフラボン

大豆に含まれているフラボノイドの一種です。

ダイゼイン、ゲニステインほか15種類ほどの成分があり、これらを総称して「イソフラボン」と呼んでいます。

ヒトの体内で生成される女性ホルモンの一種「エストロゲン」に似た働きをする「エストロゲン様作用」があり、バストアップ効果があるといわれています。

その他のバストアップ効果成分

上記の成分以外にも、バストアップ効果があるといわれている成分がいくつかあります。

◆コラーゲン

美肌作りで知られるコラーゲンにはバストアップ効果もあります。

コラーゲンは、バストを支えて(引き上げて)いるクーパー靱帯を強化し、高い保湿性によってバストにハリと弾力を与えます。

◆プラセンタ

動物由来のプラセンタには成長因子が含まれており、バストの組織全体の発達を促す作用があります。

また、ホルモン調整作用があるため、バストの発達を阻害するホルモンバランスの乱れを正常化して、バストの成長をサポートしてくれます。

さらにプラセンタに含まれる線維芽細胞増殖因子の働きによって、コラーゲンを作り出す線維芽細胞を活性化。

コラーゲンが増えることでツンと上向きでハリと弾力のあるバストに。

◆ヒアルロン酸

保水機能にすぐれたヒアルロン酸は従来、人の体に存在するムコ多糖類のひとつです。

クーパー靱帯とともにバストを引き上げているデコルテから続く皮膚に潤いを与えることにより、バストの下垂が防げます。

またみずみずしくツヤのある美乳メイクをサポートしてくれます。

◆ジオスゲニン

山芋の一種、懐山芋はジオスゲニン配糖体のジオスチン含有量がとても高いことで知られており、大昔から貴重な滋養強壮剤として珍重され、かつては皇帝への献上品とされるほどでした。

ジオスゲニンは女性ホルモンの一種「エストロゲン」に分化するといわれ、エストロゲンは乳房内の乳腺を発達させる効果があります。

乳腺が増えるとその周囲には乳腺を保護する脂肪が蓄えられ、バストが大きくなるというわけです。

バストアップクリームの選び方

バストアップをサポートしてくれる成分を抑えたら、今度は成分以外でチェックしたいポイントを見ていきましょう。

成分と以下の3つのポイントをチェックして選べば、バストアップクリーム選びに失敗はありません!

コストパフォーマンス

通常、1日に1~2回が使用の目安とされていることが多いバストアップクリーム。

ほとんどの場合は、バストアップの実感を得られるまでに3か月ほどかかります。

また、ふくらみのあるバストだけに塗ればいいというものではなく、首から下のデコルテ、バスト周辺の脇やアンダーバストあたりまでと広い範囲に塗ることが多いです。

全身に塗るボディクリームほどではないにしろ、意外にたっぷり使うことになりますから、少量で高価なバストアップクリームは使い続けるのが大変です。

よい成分が入っていることはもちろんですが、マッサージを併用する場合は指の滑りがよくなる程度にたっぷり取って使えるくらいの容量が欲しいところです。

パッケージに書かれている使用頻度と目安の使用量、容量と価格をチェックして1日当たり、いくらかかるかを大まかに計算してコスパを考えたうえで、どのバストアップクリームにするかを考えることが大切です。

テクスチャー

一般的に「バストアップクリーム」と呼ばれていても、そのテクスチャーは様々です。

クリームが硬めのものや、ソフトなもの。

ローションに近いくらい緩いもの。

また、ジェルタイプのものも少なくありません。

毎日使うものなので、塗るときの付け心地や塗った後の肌の感じ(さらっと仕上がる、少しベタベタするなど)が気に入っていないと、続けるのは難しくなります。

とくに、朝使う場合はすぐに洋服を着る場合が多いですし、夏場にあまりに重めのクリームをつけると、べたつきが気になったり汗をかいてしまうことも。

できればサンプルなどでテクスチャーを確かめてから、気に入った使用感のバストアップクリームを購入するのが賢いチョイス法です。

プラスαの美容成分

バストアップクリームの多くは、バストを大きく育てる成分以外に、美しいバストメイクのための美容成分が配合されています。

夏場になるとチラリと見える胸元だけでなく、バストに続くデコルテやネックラインのお手入れは、女性らしさの演出にも欠かせません。

バストを大きく育てつつ、こうした美乳作りにも一役買ってくれる成分が入っていれば、ひと手間でバストケアとその周辺のボディケアができて便利ですね。

バストアップクリームに配合される主な美容成分は次の通りです。

(中には、バストアップ効果も兼ねる成分もあります)

  • コラーゲン … 肌にハリや弾力を与えます
  • プラセンタ … 代謝を促進し、ホルモンバランスを調整。胸元の皮膚のシワやたるみの改善、アンチエイジング効果
  • ヒアルロン酸 … 皮膚にハリと潤いを与えます
  • ローヤルゼリー … 皮膚の保湿、シワ・たるみの改善
  • ザクロエキス … 美肌効果があり肌にハリを与えます
  • ビタミンC … 美白効果があります
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