敏感肌の原因と適切な対処法について
敏感肌は、体調不良やストレス、食生活の乱れなどさまざまな原因によって肌が敏感になり、乾燥や紫外線などのちょっとした刺激で肌ダメージを受けてしまう肌質のことを言います。
肌状態が健康であれば、乾燥や紫外線ダメージから肌を守るバリア機能が働いているので、ピリピリすることもありませんし肌が荒れることもありません。
しかし、肌が乾燥することによって水分や皮脂が失われると、健康な角質がはがれやすくなったり、肌内部の保湿成分が外部に流れ出てしまうため、角質層の細胞と細胞の間に隙間ができ、外部からの刺激を受けやすくなってしまうのです。
また、角質がはがれて肌表面に小さな傷がついた状態になると、日焼けや化粧品の影響で肌がピリピリすることもあります。
敏感肌の改善を目指すなら、まずは化粧水や美容液などで肌の保湿力を高めることが大切です。
また、ひとくちに敏感肌と言っても原因によって適切な対処法が異なるため、今悩んでいる敏感肌がどんな原因かを調べましょう。
あなたの肌は大丈夫?敏感肌チェック!
敏感肌には、普段からスキンケアで刺激を受けやすくなっている敏感肌の人と、普段のスキンケアでは刺激を感じないのに体調不良や生理前、季節の変わり目などが原因で化粧品が肌に合わなくなる自称敏感肌の人に分けられます。
なかでも敏感肌の症状に悩む50〜70%の人が自称敏感肌と考えられていることから、敏感肌は誰にでも起こる可能性がありますし、自覚をしていないだけで実は敏感肌になっていた…ということも珍しくありません。
まずは自分が敏感肌かどうかをチェックしてみましょう。
下記のチェックに当てはまるものが多いほど、敏感肌の可能性は高くなります。
<敏感肌チェック>
- 肌が乾燥するとピリピリしたりかゆみを感じてしまう
- ピーリングを定期的に行っており、使用後は肌が赤くなる
- 汗をかくと肌がかゆくなる
- 化粧品を変えると肌に合わなくなったり、赤みやかゆみが生じることがある
- 冬場は肌が乾燥しやすく粉をふくこともある
- なんらかのアレルギーを持っていたり、喘息やアトピー性皮膚炎と診断されたことがある
- 自分はストレスを溜めやすいほうだと思う
- 睡眠時間が明らかに足りていない
- 季節の変わり目になると肌が荒れやすい
- 外食が多く野菜をとる機会が少ない
- 日光に当たるだけで赤い湿疹ができたことがある
- 生理前後で肌荒れを起こしやすい
- 寒い季節、布団や湯船の中で肌が急にかゆくなったことがある
- 疲れがたまっている
- インナーや洋服がこすれてかゆみを感じたことがある
敏感肌だと思ったら早急に改善を!
敏感肌で肌が荒れやすくなっていると、表皮のターンオーバーが早まって未熟な角質細胞がどんどん増えてしまいます。
未熟な角質細胞は本来あるべきはずの水分量も不十分なので、肌はますます乾燥してしまい、いつまでたっても敏感肌が改善されません。
敏感肌チェックで少しでも当てはまるものがあれば要注意。
すぐにローションや美容液で肌の保湿力を高め、敏感肌を卒業しましょう。
また、敏感肌には乾燥がベースとなっているものと、乾燥に加えて食物や化学物質の影響を受けているものの2つのタイプがあります。
それぞれのタイプに適した敏感肌対策とは一体何なのでしょうか?
乾燥がベースとなっている敏感肌の対処法
肌に合わない食物や化学物質、アレルギーに心当たりがない人は、乾燥がベースとなっている敏感肌かもしれません。
肌が乾燥していると角質がはがれて外的刺激を受けやすくなってしまうので、保湿成分を豊富に配合した化粧品で肌のバリア機能を整えましょう。
また、化粧水や美容液を使用した後は必ず乳液やクリームで蓋をすること。
化粧水や美容液を塗布した直後は肌がみずみずしくうるおいますが、時間が経つと蒸発してしまい、水分や保湿成分が肌の外へ逃げてしまいます。
時間が経つと肌が乾燥するタイプの人は、皮脂の分泌量が少ないサイン。
油分を多く含む美容液を使用し、皮脂の代わりとなる保湿成分を補いましょう。
また、肌表面がカサカサしたりゴワついていることで化粧品成分の浸透が悪くなっている人は、水溶性の保湿成分を多く含む美容液で肌表面を柔らかくし、成分の通り道を作ってください。
アレルギーがベースとなっている敏感肌の対処法
敏感肌の基本的な対処法はスキンケアにおける保湿ケアですが、敏感肌の原因がアレルギーや化学物質にある場合はスキンケアで対処できないこともあります。
もっとも、自分だけの判断で対処すると敏感肌の症状を悪化させる可能性もあるので、一刻も早く皮膚科医に相談してみましょう。
また、診察を受ける前は金属アクセサリーや化学繊維などアレルギーの原因として考えられるものを突き止めておくのも大切です。
