しわのタイプに合わせた美容液の選び方
しわといえば、年齢とともに目立ってしまうイメージを持たれがちです。
なぜなら、加齢の影響で線維芽細胞の働きが衰えてしまうと、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンの合成がうまくいかなくなり、肌がたるんでしわにつながってしまうからです。
しかし、しわは加齢だけが原因で起きるものではありません。
皮脂分泌の少ない乾燥肌や敏感肌の場合でも、目元や口元を中心に小さなしわがたくさんできることがあります。
しわにはさまざまな種類があるので、その種類に合わせた適切な対処法が求められます。
ここでは、しわの種類と対処法について詳しく紹介していくので、あなたが悩んでいるしわがどのタイプなのか当てはめてみてください。
表皮性しわ(小じわ)のケアにおすすめの美容液
しわの第一段階とも言える表皮性のしわは、目元や頬、口元など肌の表面にできるちりめん状の浅いしわ。
うるおいが不足して角質が厚くなり、肌に柔軟性がなくなることでできてしまいます。
保湿力の高い美容液を使うことで改善が期待できますが、放っておくと真皮性しわ(深いしわ)になって解消が困難になるため、気づいた時点で早めのケアを心がけましょう。
美容液は、油分を含むタイプがおすすめです。
また、皮脂に近い性質を持つ天然由来オイル(植物由来オイル)を使用している美容液は肌なじみが良く、肌の乾燥をケアしながらしわを目立たなくすることができます。
表情じわのケアにおすすめの美容液
表情ジワとは、目元の笑いジワや眉間、額などにできやすいしわ。
同じ表情を繰り返すことで表情筋が縮まってしまうのが原因なので、表情筋のマッサージやボトックス注射によるしわ対策がおすすめです。
美容液での効果には限界がありますが、油分を多く含む美容液ならマッサージオイルの要領で使用することができるので、しわ対策にもつながります。
さらさらしたテクスチャーの美容液よりも、とろみや厚みのあるテクスチャーの美容液を選ぶと良いでしょう。
ちなみに、表情ジワは若い年代にも現れやすいしわです。
特に、スマホやパソコンに集中して同じ表情を繰り返してしまうとしわにつながるため、普段から表情を動かすように意識させましょう。
真皮性しわ(深いしわ)のケアにおすすめの美容液
真皮性しわとは、目尻や口元、額などにできる深いしわです。
加齢や紫外線などの影響で線維芽細胞の働きが衰え、コラーゲンやエラスチンが合成できなくなることで肌の弾力や柔軟性が失われ、深いしわにつながります。
表皮性しわがしわの第一段階なら、真皮性しわは第二段階。
肌がたるんでしまうとしわはますます解消できなくなるので、コラーゲンやエラスチンの修復をサポートする成分を配合した美容液でしわ対策を行うと良いでしょう。
また、美容液で対処するには限界があるため、美容クリニックでボトックス注射やヒアルロン酸注入、フラクショナルレーザーを受けるとしわの改善に効果的です。
たるみによるしわのケアにおすすめの美容液
真皮性のしわに加え、肌の筋肉が衰えてたるみが起きてしまうと、まぶたや目の下、毛穴や口元など全体的にしわが増えていきます。
また、頬に厚い脂肪があるとほうれい線が目立ってしまうことも。
真皮性のしわがない場合でも、筋力の衰えや脂肪の増加で全体的にしわができやすくなるため、線維芽細胞に働きかける成分を配合した美容液を使用しましょう。
美容液はもちろん、化粧品すべてにおいて成分を浸透させることができるのは表皮まで。
コラーゲンやエラスチンを合成する線維芽細胞は真皮に存在するので、美容液を使用してたるみや深いしわに直接アプローチすることはできません。
しかし、油分を含む美容液を使って表情筋のマッサージをすれば、しわを多少目立たなくすることはできます。
