ヒアルロン酸配合化粧品の正しい使い方
ヒアルロン酸配合化粧品には、化粧水・美容液・クリームなどさまざまなタイプの化粧品が存在します。
しかし、それぞれの化粧品は目的とする効果が異なるので、使用の仕方には差があります。
実際にそれぞれどのように使用すればいいのか、基本的なところをアイテムごとに解説していきます。
化粧水の場合は、たっぷりとパッティングする
化粧水の場合は、惜しみなくパッティングすることで肌に水分が行き渡って補給されるので、肌がしっとりとなじむまで時間をかけてたっぷりとヒアルロン酸を浸透させましょう。
このとき、肌をパタパタと叩いてしまうと肌へのダメージになり逆効果になってしまうので、叩くというよりは押さえてしみ込ませるというイメージでパッティングをするといいかもしれませんね。
化粧品の説明書にはおすすめの使用法が記載されているものもあるので、それを確認してみるのも有効です。
ヒアルロン酸は保湿成分として働くので、長時間潤いが続きます。
ただし、オイリー肌タイプの人はヒアルロン酸配合の化粧水の上からクリームなどを塗ると付け過ぎになる場合があるので、クリームの量を調整するなどして、付け過ぎにならないように気を付けてくださいね。
美容液の場合は、うすくつける
ヒアルロン酸配合の美容液の場合は、他にセラミドやコラーゲンなどが配合してあり、保湿効果が高いものが多いです。
そのため、その保湿効果を最大限生かすために前段階である化粧水をたっぷりとつけたほうがより高い効果を発揮できます。
美容液自体は塗りすぎにならないように、薄く膜を張るようにつけてあげるとよいでしょう。
クリームの場合は、手で温めてからなじませる
クリームは、冷たいまま肌にのせるよりも温めた方がヒアルロン酸も肌になじみやすく、よりよい効果が期待できます。
そのため、ヒアルロン酸入りのクリームの場合は、少し手の温度で温めてから顔に乗せていくといいでしょう。
そのまま手の平を肌につけて、軽くプレスするとよりなじみやすくなりますね。
ヒアルロン酸配合化粧品に配合されているヒアルロン酸の種類

ヒアルロン酸というと一つしかないと思われがちですが、化粧品に配合されているヒアルロン酸には実は3つの種類があります。
- ヒアルロン酸
- 加水分解ヒアルロン酸
- アセチルヒアルロン酸
これらはヒアルロン酸の種類によってその効果が異なります。
ここでは、それぞれのヒアルロン酸がどのような特徴を持っているのか詳しく見ていきましょう。
ヒアルロン酸は肌のバリア機能をサポートする
ヒアルロン酸は高分子で粘着度が高いのが特徴です。
ヒアルロン酸は分子量が大きいため肌に浸透することは出来ませんが、その代わりに肌表面の保湿剤として働くことができます。
粘度が高いため、ウィルスなどを通さずに肌のバリア機能を助ける役割も担っているので、ヒアルロン酸は敏感肌や乾燥肌に悩む方には特に嬉しい成分ですね。
加水分解ヒアルロン酸は水分保持力がアップ
加水分解ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸を加水分解し、分子を小さく低分子化したもののことです。
こちらのヒアルロン酸は分子量が小さいので肌の角質層にも浸透し、水分保持の役割も果たすというメリットがあります。
ヒアルロン酸と同様に肌表面に膜を張る役割ももちろんあるので、肌の内側の水分を保持し、同時に外側から乾燥を防いでキープしてくれるんです。
肌の水分保持がより強力になる効果のあるヒアルロン酸と言えるでしょう。
アセチルヒアルロン酸は乾燥しても水分保持力が高い
通常、アミノ酸や尿素などの保湿成分は湿度が下がることで水分保持力も低下してしまいます。
それに対してアセチルヒアルロン酸は、ヒアルロン酸の一部をアセチル基と取り換えることで、親水性と親油性の両方の性質を持つことができ、湿度に左右されにくくなったという特徴があります。
そのため、湿度が低くても一定の水分保持力を保てるので、空気が乾燥しやすい冬などに悩む乾燥肌の人にとっては非常に嬉しい特徴です。
加水分解ヒアルロン酸と同じく分子量も小さいので、肌なじみがいいという特徴もあります。乾燥しやすい時期に活躍するヒアルロン酸と言えますね。
ヒアルロン酸を化粧品に配合するメリットとは?

ヒアルロン酸配合の化粧品が多数売られていますが、なぜこんなにもヒアルロン酸を配合するのかと疑問に思った人もいるのではないでしょうか。
そこで、ヒアルロン酸を化粧品に配合する魅力やメリットを調べてみました。
肌に優しい
ヒアルロン酸は、もともとセラミドやコラーゲンと同様に、肌の真皮層に存在している成分の一つです。
もともと肌にあるため、敏感肌の方でも炎症になったり、合わないということが極端に少ないのがヒアルロン酸という成分なのです。
肌に優しくどんな方でも安心して使える成分というところが、ヒアルロン酸を化粧品に配合するメリットの一つと言えますね。
手軽に保湿が出来る
保湿成分としてヒアルロン酸とよく比べられるものに、細胞間脂質であるセラミドがあります。
セラミドは「脂質」、つまり油なのですが、水分を挟み込んで逃さない働きがあるので、湿度に左右されることなく肌の水分をキープするという優れた水分保持力を持っています。
対してヒアルロン酸の水分保持力は、自身が水分を抱え込むという性質のため、セラミドよりもやや劣りますが、肌内部の水分を保持する役割を持っているので十分にその効果は高いと言えるでしょう。
そんなヒアルロン酸ですが、効果が高いわりにヒアルロン酸入りの化粧品は手ごろな値段のものが少なくありません。
簡単で気軽に保湿をしたいという場合には、ヒアルロン酸配合化粧品はとても頼りになる成分ですね。
冬でも乾燥しにくく、使いやすい
ヒアルロン酸は比較的粘度があり、セラミドには及ばないものの冬場でも湿度に影響されにくいという特徴を持っています。
そのためヒアルロン酸は冬でも乾燥しにくく、乾燥肌の人にも使いやすいというメリットがあるのです。
まとめ

ヒアルロン酸配合の化粧品はいろいろな種類がありますが、形態や配合されている成分によってその効果はさまざまです。
自分の肌の悩みや化粧品に求める効果をはっきりさせることで、より自分に合ったヒアルロン酸配合化粧品を探してみることをおすすめします。
