プロテオグリカン配合サプリで期待できる効果は?

プロテオグリカンは、さまざまな化粧品や健康食品(サプリ)に配合される注目成分の一つです。
しかし、化粧品に美容成分として配合されているプロテオグリカンには「ヒアルロン酸以上の保水力!」と謳われていることが多いですし、健康食品に配合されているプロテオグリカンには「軟骨をサポートして動きをなめらかにする成分」などと紹介されており、どれが本当の効果なのかわからないという人もると思います。
実は、どちらもプロテオグリカンによって期待できる効果なのです。
ここからは、プロテオグリカンのもたらす健康効果や美容効果について詳しく解説していきます。
軟骨を助けて関節痛の症状を緩和する
よく中高年向けの関節系サプリに配合されているプロテオグリカンですが、プロテオグリカンは関節の軟骨そのものを構成する主成分でもあります。
関節の動きをなめらかにする軟骨は、60〜80%が水、15〜20%がⅡ型コラーゲン、そして3〜5%がプロテオグリカンで構成されており、プロテオグリカンは極めて高い保水力を持っています。
また、プロテオグリカンは水をクッション材にして軟骨の衝撃を吸収する働きがあるので、プロテオグリカン配合サプリを摂ると関節の痛みを防いだり、スムーズな動きをサポートする働きが期待できるのです。
しかし、人の持つプロテオグリカンやⅡ型コラーゲンは年齢とともに減少していきます。
そして、関節の軟骨がすり減ってしまうと痛みや腫れが発生し、変形型関節症に繋がる可能性もあります。
動きに違和感を感じたら、プロテオグリカンを配合した関節系サプリを取り入れ、変形型関節症を未然に防ぎましょう。
ターンオーバーを促進する
プロテオグリカンにはEGF様作用があり、肌のターンオーバーを促すことで内側から若々しい肌を目指すことができます。
EGF様作用とは、肌の表皮にある細胞を活性化させること。
私たちの肌は、常に一定のサイクルで生まれ変わりながらうるおいや透明感を維持し続けているのですが、加齢やストレス、紫外線などの影響で代謝が滞ってしまうと、肌のターンオーバーもうまくいかなくなります。
これによって、肌が乾燥したりしわやたるみなどのエイジングサインが引き起こされてしまうため、積極的な美肌ケアを目指すならプロテオグリカンのようにEGF様作用を持つ成分を配合した化粧品を使い、肌のターンオーバーを促すことが効果的なのです。
また、プロテオグリカンには肌のターンオーバーを阻害したり肌の老化を引き起こす活性酸素を除去する働きがあるので、さまざまな肌トラブルを防ぐ効果も期待できます。
炎症を抑える
プロテオグリカンには、タンパク質の働きをサポートして炎症を抑制する効果があり、大腸炎などの病気を予防する効果が期待できます。
また、プロテオグリカンの持つ抗炎症作用で紫外線ダメージによる日焼けや、ニキビや肌荒れなどの炎症を予防する効果が期待できるため、美容面でも役に立ちます。
肌にうるおいをもたらす
プロテオグリカンには、ヒアルロン酸の生成を促すことで肌内部の保水力を高め、乾燥ダメージをケアしてみずみずしい肌をキープする効果が期待できます。
さらに、コラーゲンの生成を促す働きも期待できるので、肌にハリや弾力をもたらしてしわやたるみの予防する効果も期待できます。
エイジングケアを目指す人はもちろん、敏感肌や乾燥肌のケアにもぴったりの成分なのです。
プロテオグリカン配合サプリの選び方

プロテオグリカンには、関節の動きをなめらかにするだけではなく、美容や健康維持においても重要な働きをすることがわかりましたね。
しかし、プロテオグリカンを配合しているサプリにおいては、軟骨や関節にアプローチするタイプが多い傾向にあります。
ここでは、美容目的としてのプロテオグリカンではなく、軟骨や関節に働きかけるプロテオグリカン配合サプリの選び方について紹介していきます。
ポイントは、「プロテオグリカンと相性の良い成分で選ぶ」「加熱処理をしていないプロテオグリカンサプリを選ぶ」「原料の質にこだわったプロテオグリカンサプリを選ぶ」の3つです。
プロテオグリカンと相性の良い成分で選ぶ
軟骨成分のプロテオグリカンは関節のダメージを軽減して動きをなめらかにする働きがありますが、身体の動きをなめらかにするためには、関節以外にも筋肉に働きかける成分やプロテオグリカンとは別のアプローチで関節のダメージを軽減する成分を同時に補うことが効果的です。
まず、プロテオグリカンと相性の良い成分には何が挙げられるのか、そしてそれぞれどのような働きをするのか簡単に紹介していきます。
グルコサミン
関節系サプリの主成分としてもおなじみのグルコサミン。
関節に働くという意味ではプロテオグリカンと共通している部分もあるため、どういった違いがあるのかわかりにくいと感じている人が多いかもしれませんね。
実は、グルコサミンは軟骨を構成するプロテオグリカンの原料となる成分なのです。
グルコサミンが減少するとプロテオグリカン自体も減少してしまい、軟骨がすり減って関節痛が起きてしまいます。
グルコサミンを配合したプロテオグリカン配合サプリは、プロテオグリカンの働きを良くしたりプロテオグリカン自体の減少を食い止めることができるので、セットで補いたい成分といえるでしょう。
また、グルコサミンはサプリで補っても胃で消化されてしまい、成分のほとんどを尿排出で失ってしまう場合もあります。
最近では、体内にそのまま浸透して働く「N-アセチルグルコサミン」が注目を集めているので、サプリ選びの参考にしてください。
コンドロイチン
グルコサミンと同じく関節系サプリに多く含まれるコンドロイチンは、プロテオグリカンの中に存在する成分です。
軟骨には血管がないので血液が栄養を運ぶことはありませんが、コンドロイチンの働きによって軟骨へ栄養素(を含んだ水分)を送り込み、不要な老廃物を排出することで関節の健康をサポートします。
別のアプローチでプロテオグリカンの働きを助けてくれるので、グルコサミン同様にコンドロイチンを配合したプロテオグリカンサプリを選んでみてください。
イミダソールペプチド
イミダソールペプチドは筋肉の中で作り出される成分で、鶏や渡り鳥などに多く含まれています。
老化の原因となる活性酸素を除去したり、疲労物質とも呼ばれる乳酸の分解を促すことで肉体の疲労感を軽減する働きがあります。
また、持久力や運動能力を向上する効果が期待できるのもイミダソールペプチドのポイントです。
年齢を重ねると関節の動きが鈍くなるだけではなく筋肉が衰えてスムーズな動きを失ってしまうため、プロテオグリカンと同時に摂ることで軟骨・筋肉それぞれにアプローチしながらスムーズな歩みをサポートしてくれます。
Ⅱ型コラーゲン
Ⅱ型コラーゲンは、プロテオグリカンと同じく軟骨に多く含まれているコラーゲンです。
優れた保水力で関節を守るクッションのような役割を持っており、軟骨の減少を抑えて関節痛を防ぎます。
しかし、一般的なⅡ型コラーゲンは熱によって変性しやすいため、サプリで補っても元々の構造が壊れてしまい体内でうまく働かないケースもあります。
最近では、特殊な技術で分子構造を変えずに抽出した「非変性Ⅱ型コラーゲン」を配合したサプリが増えており、人の軟骨に存在するⅡ型コラーゲンに近い形のまま体内に取り入れることができます。
プロテオグリカンとともにⅡ型コラーゲンを補いたいなら、非変性Ⅱ型コラーゲンを配合したサプリを選んでみてください。
熱処理されていないプロテオグリカンサプリを選ぶ
プロテオグリカンは、Ⅱ型コラーゲンと同じくタンパク質を含む成分なので、熱を加えることで変性しやすいデメリットがあります。
サプリを製造する際は長時間の熱処理を行うことが多いのですが、これだとせっかくのプロテオグリカンが体内にうまく吸収されず、効果が得られにくいです。
プロテオグリカンの働きを最大限に発揮させるには、加熱処理していないプロテオグリカンサプリを選ぶようにしましょう。
原料の品質にこだわったプロテオグリカンサプリを選ぶ
サプリに含まれるプロテオグリカンのほとんどが、鮭の鼻軟骨抽出物です。
しかし、サプリには主成分以外にたくさんの化学成分が使われていることもあります。
体に入れるものなのでできるだけ原料にもこだわりたいところですし、化学物質が混入した合成成分よりも天然由来成分の方が体に対する吸収率や栄養価に優れているため、極力天然の素材を使用したサプリを選ぶようにしましょう。
無香料や無着色、防腐剤無添加などのプロテオグリカンサプリがおすすめです。
