レチノールクリームの効果的な使い方
シミやシワのない透明感のある肌に近づくために、レチノールクリームは強い味方です。
しかし、塗り方一つで、効果は多少なりとも変わってしまいます。
「どのように塗れば効果的なの…?」
という疑問にお答えするために、レチノールの効果がより生かせるように使用する方法を解説していきます。
夜寝る前に付ける
「肌のゴールデンタイム」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
肌のターンオーバーが活発になるのは入眠後の3時間で、その時間が肌のゴールデンタイムと言われています。
ゴールデンタイムには肌の生成を促す成長ホルモンが分泌され、肌の弾力やハリを維持するのに必要な皮下組織の水分を保つ働きがあります。
その時間にしっかりとした睡眠をすることで肌のターンオーバーが促進されます。
そのため、レチノールクリームを使用するのは、肌のターンオーバーが活発になる夜がおすすめです。
朝に使用するよりもさらに効果を感じやすくなります。
最初は頻度を落として使う
美肌作りのために嬉しい効果を発揮するレチノールクリームですが、刺激が強いため敏感肌や乾燥肌の人は使い始めの頃に肌がカサカサする、かゆくなるなどの症状が現われることがあります。
個人差はありますが、肌が慣れていくにつれて落ち着いてくる場合もあります。
最初は様子を見ながら週に一回など頻度を落として使用し、特に問題がなければ徐々に使用頻度を増やしていきましょう。
レチノールクリームの注意点

レチノールクリームは、通常の保湿クリームにくらべてやや刺激が強く、使用する際には注意が必要です。
高濃度のレチノール配合クリームの場合、稀に副作用が現われることもあるので、注意点などを詳しく解説していきます。
敏感肌の方は使用を控える
レチノールは肌のターンオーバーを促進する作用がありますが、敏感肌の方はもともと肌のターンオーバーが早く周期が乱れがちなので、レチノールでさらに促進させてしまうと逆に肌が荒れてしまう可能性があります。
レチノールの副作用は、肌が乾燥する、刺激に弱くなる、かぶれる、紫外線のダメージを受けやすくなるなどがありますが、敏感肌の方はこのような刺激を受けやすくなっている状態です。
ですので、敏感肌の方はレチノールクリームの使用を控えるか、医師に相談の上、指示に従って使用することをおすすめします。
しっかり保湿をしてから使う
レチノールクリームを使用し、ターンオーバーを促進すると肌のバリア機能が弱くなり、乾燥しやすくなることがあります。
肌のバリア機能が低下している状態では外部の刺激にも弱くなるため、痒みが出たり炎症が起きるなど症状が現われるんですね。
ですので、レチノールクリームを使用する前に、化粧水や乳液などでしっかり肌を保湿することが大切です。
レチノールクリームに関する疑問

レチノールクリームについて調べてみると、刺激が強いとの情報をよく目にしますよね。
「効果があるのはいいけど、刺激があるんじゃ使うのが心配…」
という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、レチノールクリームに関しての疑問点は実際にどうなのか、ここで明らかにしていきます。
クリームに入っているレチノールは刺激が強いって本当?
レチノールは配合量が多いと、ヒリヒリするなどの刺激を伴うことがあります。
レチノールクリームは大抵医薬部外品になっており、配合量が決められているため使用に問題はありませんが、敏感肌や肌が弱い人は注意が必要です。
妊娠中は付けちゃだめなの?
レチノールなどのビタミンAは粘膜を丈夫にする作用がありますが、脂溶性のため過剰に摂取すると体に蓄積しやすくなります。
ビタミンCなどの水溶性ビタミンは汗などにより体から排出されますが、油溶性の場合そうはいきません。
ただし、これは化粧品として塗布しても肌に取り込まれる量は限られているので、通常は問題ありません。
ビタミンA(レチノール)を経口摂取した場合、胎児に耳の経常異常などの症状が現われることがありますが、レチノールクリームに関しては妊娠中でも問題ないでしょう。
不安がある場合は、使用を控え、医師や薬剤師に相談するといいですね。
レチノイン酸とレチノールクリームはどう違うの?
ビタミンAは油溶性成分のため、肌に浸透しにくいという特徴があります。
レチノイン酸はビタミンA誘導体で、レチノールと同じビタミンAというつながりはありますが、効果には差があります。
レチノイン酸は皮膚内で酵素と反応することによりビタミンAへと還元されます。
つまり肌の中でビタミンAを作り出すことで、さらにしっかりとした働きを味わうことができるのです。
その作用はなんとレチノールの50倍~100倍ともいわれています。
レチノールクリームはターンオーバーを促進させる働きがあり、シミやくすみに効果的とされ化粧品に配合されていますが、レチノイン酸とは違い皮膚内で反応しないため、肌への刺激も少ないともいえます。
まとめ

レチノールクリームは肌への刺激が少なく、そして様々な美容効果が期待できる化粧品です。
肌が弱い人は紫外線対策などをすると共に、レチノールクリームを使っても異常がないか腕の裏側などに塗布し、パッチテストをしてみることをおすすめします。
とはいえ、美しい肌は女性の憧れですし、肌の調子がいいと外出も楽しくなり、笑顔が増えるものです。
正しい使い方を知った上で、自分に合ったレチノールクリームを見つけ、肌の悩みを解決して健康を保てるといいですね。
