度ありカラコンの正しい付け方
度ありカラコンは便利につけられて、可愛く盛れるファッション性の高いアイテムです。
便利で手軽ではありますが、眼科の受診が必要な高度管理医療機器であることにはかわりありません。
医療機器ですので、安全性も考慮した正しい付け方をする必要があります。
そこで、ここでは眼科でも購入する際に習うことにはなりますが、今一度その正しい付け方をおさらいしてみましょう。
爪を切る
レンズを擦り洗いするのに、爪が長いとレンズを傷つける恐れがあります。
傷がつくとその場所に雑菌が入り込み、目が痛くなったり、炎症を起こす原因になるので、使用前は必ず爪を切るようにしましょう。
手をよく洗う
これは当然のことなのですが、目に入れるものなので、余計な雑菌が入らないように、まずは手をよく洗うことが大事です。
洗った後使用済みのタオルで拭くと雑菌が手に移ってしまう場合があるので、必ず新しい清潔なタオルかハンカチ、ペーパーなどを使用するようにしましょう。
つけるのに失敗した場合は、もう一度洗う
カラコンを買った最初の頃はまだレンズを入れるのに慣れておらず、なかなか入りにくい場合がありますよね。
そんなとき、何度も連続して目に入れようとしてしまいますが、肌に触れるたびにそこには雑菌が付着してしまいます。
ですので、装着に失敗したら面倒がらずに、きちんと1回ずつ擦り洗いをして雑菌を落とすことが必要です。
違和感があれば、一度取り出す
目に入れた時に違和感があれば、何かがレンズの裏側に付着しているか、体調や目の具合に合わないというサインです。
そのようなときは必ず一旦使用を中止して、必要があれば眼科を受診して医師に診てもらうようにしましょう。
度ありカラコンの注意点

度ありカラコンは、目に入れるものですので使用時は守った方が良い数々の注意点があります。
ここでは、そんな度ありカラコンを使用するときの注意点についてまとめてみました。
使用時間は短く!を心がける
度ありカラコンは、いくら便利だと言っても、目に入れるものなので長く入れていると目が酸素不足になり、角膜が弱る原因になって目に負担がかかります。
カラコンの使用時間は8時間程度と言われていますので、目安としてはそのくらいですが、初めてつけるような場合は、1日2時間程度の装着から初めるといいでしょう。
使用時間は短くを心がけると、目への負担も減らせます。
家にいる時や休日は、メガネでゆっくりすごすなどの対策をするのもいいですね。
付けたまま寝ないようにする
当然ですが、私たちの目は酸素に触れている状態が正常な状態です。
しかしカラコンを入れるとカラコンが壁となり、酸素を通りづらくしてしまいます。
酸素透過率の高いカラコンももちろんありますが、100%透過しているということは不可能ですので、目に負担をかけている状態なのです。
目が開いている状態ならまだ少しだけでも取り込めるが、これが閉じたままの状態になってしまうと酸素が透過せずに角膜を弱らせて目の老化を早める原因になってしまいます。
目が老化すれば老眼にもなりやすくなりますので、絶対につけたまま寝ないようにしましょう。
MRI検査を受けるときは外す
カラコンとMRIは、一見全く関係ないようにも思えます。
しかし、一部のカラコンには重金属が使用されていることがあるのです。
この重金属がMRIに反応し、電磁波を集める原因になってしまいますので、念のためにMRIなどの検査を受けるときはカラコンは外しましょう。
度ありカラコンに関する疑問

ここでは、度ありカラコンに関する少し気になる疑問をまとめ、その答えについて調べてみました。
一度使ったレンズをまた使える?
あまりレンズを使わない人にとっては、一度きりでレンズを外してしまうのはもったいないと思ってしまいますよね。
実際、1週間レンズや、1か月、3か月レンズなどであれば、十分に洗浄して使用すれば期間内で再度使えるようになっています。
ただし、ワンデーの場合は1日しか使用できないようになっているので、洗浄液で洗浄したとしても絶対に使用しないようにしましょう。
さらに、ワンデーの場合はたとえ24時間以内だとしても、衛生面から1度目から外したら絶対にもう一度付けないことを守る必要があります。
綺麗に洗浄したとしても、ワンデーの場合は目から外したら捨てるを厳守しましょう。
カラコンをつけるときは痛いの?
カラコンはソフトコンタクトレンズの一種で、素材としては透明なプラスチックでできています。
一昔前まであったハードレンズはガラスでできていたため目に入れると多少の痛みを伴う場合が多かったのですが、ソフトコンタクトレンズにはたいてい痛みはなく装着することができます。
しかしながらこれはメリットでもある反面、デメリットでもあります。
ソフトコンタクトレンズだと痛みを感じにくいため、ごみや雑菌が入っても気づかない場合が多いのです。
痛くなくても目には負担がかかっていることを考慮しつつ、目薬などを適度に用いて使用するようにしましょう。
眼科に行かなくても買えるの?
カラコンは、2011年2月より高度管理医療機器に指定されているため、眼科医の処方なしで購入することはできません。
カラコンを使用する際には必ず眼科医の指導を受け、使用時の注意などを説明してもらい、処方箋を作ってもらうようにしましょう。
カラコンは危険で、失明するの?
度ありカラコンは、高度管理医療機器というものに薬事法で分類されており、製造販売のためにはきちんと国に許可を取ることが必要になります。
つまり認可を受けて販売されているということは、国が認めたものということになります。
もし、つけたとたんに失明するような危険なものであれば、国が認めるはずがありません。
ただし、
- 一切洗浄せずに目に入れっぱなしにする
- 不衛生なレンズを使う
- 雑菌のついた手で装着する
という目にとって明らかに危険な使い方をした場合は、失明に至る可能性はあります。
しかし、眼科で指導された方法を守りながら使用するようであれば、失明する事態に陥る可能性は非常に少ないと言えるので心配はいりません。
