乾燥肌とは?

健康な肌は水分量と皮脂量が安定しており、様々な外部刺激から肌を守ることができる状態のことを言います。

一方、乾燥肌とは、肌が本来持つバリア機能が壊れて肌が傷つきやすい状態になっていることを言います。

バリア機能が働かないのでニキビや吹き出物、シミやシワなどの肌トラブルを引き起こしやすい状態で、下手に化粧品をつけることでさらに肌荒れを助長してしまう恐れもあります。

このような状態になってしまった場合は、出来るだけ早い保湿ケアが必要になります。

乾燥肌の原因

肌の乾燥が進む原因として考えられることは4つあります。

1つは、「加齢」です。

私たちの肌は、角質細胞がきめ細やかに並び、その間は細胞間脂質で埋まっています。

しかし、加齢に伴い発汗機能、皮脂の分泌能力が落ち、潤いを保つためのセラミドが減っていきます。

さらに、代謝能力の落ちるため、古くて硬くなった角質が代謝されずに肌の表面に蓄積されることで肌表面がカサカサした砂漠のような状態になってしまうのです。

2つ目は「間違ったスキンケア」です。

使用法、使用量を守らないなど間違ったスキンケアにもいろいろありますが、乾燥肌の最大の原因となるのが「こすりすぎ」です。

拭き取りクレンジング、パッティング、肌のマッサージなど一生懸命肌をキレイにしようと頑張るうちに、実は肌を傷つけてしまっている可能性があるのです。

3つ目は、「食生活の乱れ」です。

ダイエットを意識しすぎるあまり、バランスの良い食事がとれていない可能性があります。

肌のもとになる「タンパク質」、「必須脂肪酸」、「亜鉛」「ビタミン」などが不足すると肌へは大ダメージ。

いくら化粧品でケアをしたところで内側から綺麗にする力が湧いてこなければ根本的な改善は難しいでしょう。

4つ目は「季節による乾燥」です。

冬は夏に比べて湿度が低く、肌が乾燥しがちです。

肌表面のうるおいが外気にさらされることでどんどん奪われてしますので、こまめな保湿が欠かせません。

また、夏であってもエアコンに一日中当たっていると乾燥の原因になりますので、年間通して保湿ケアは必要であるという認識を持ちましょう。

乾燥肌の人向けクリームの選び方

乾燥肌の人は肌のバリア機能が弱くなっていますので、少しの刺激で肌トラブルを引き起こしてしまう状態にあります。

肌につけるクリーム選びも慎重に行いましょう。

しかし、成分に気をつければ、乾燥を劇的に改善することも可能です。

①乾燥を抑える成分が配合された化粧水を選ぶ

肌の乾燥を抑える成分は、「表皮の乾燥を抑えるもの」と「真皮の乾燥を抑えるもの」で分けて考えましょう。

うるおいといえば「セラミド」というイメージがあるかもしれませんが、セラミドはどちらかというと肌の表面の角質層のうるおいを補う働きをします。

一方、ヒアルロン酸やコラーゲンは真皮層で働き、内側から潤いを保つ成分。

どちらか一方だけでは肌全体をうるおすことはできません。

どちらもバランスよく配合されたクリームを選ぶようにしましょう。

②逆に乾燥してしまう成分や刺激が強い成分が含まれているものは避ける

化粧品に含まれている成分の中には、肌を乾燥させてしまうものや刺激が強いものもあります。

具体的にはアルコール全般、高濃度ビタミンC、合成界面活性剤、香料などですが、「なんでそんなものを入れているの?」を思うかもしれません。

これらの成分は、化粧品を長持ちさせるために必要な成分であったり、エイジングケア成分としては優秀であることもあるのです。

しかし、乾燥肌の人にはこれらの成分はNG。

意識して含まれていないものを選ばなければなりません。

③使う部位によって使用するクリームを変える

クリームには、「フェイスクリーム」「ボディクリーム」「ハンドクリーム」など、種類がいくつか分かれていますよね。

これらを必ず使い分けましょう。

顔は特に敏感なところ。

顔にボディクリームを使うと刺激が強すぎることもありますので厳禁です。

また、ハンドクリームも油分が多めに入っていることがあるので、顔につけるには向いていません。

使用部位によって必ずクリームは使い分けましょう。

乾燥肌だと、特に肌が敏感な状態なのでトラブルのもとになります。

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