高保湿アイクリームの役割とは?

顔の中でも目の周りは際立って皮膚が薄いので保湿してあげないと様々なトラブルに悩まされます。

目元の皮膚の厚さは約0.5mmで、中でも表皮は0.02mmという薄さ!

それだけ薄いということは、擦るなど少しの刺激でバリア機能が失われてしまうので、外的刺激に負けてしまい乾燥しやすくなってしまいます。

そのうえ、まぶたには皮脂を分泌する皮脂腺がほとんどありません。

結果、目元に小ジワやたるみができやすくなり、血管が透けて見えるのでクマが目立つようになるのです。

私たちは1日約2万回もまばたきをしているといいます。

動きの激しさに加え、現代人はスマホやパソコンで目を酷使する機会も増えています。

目を使いすぎると周辺の筋肉が凝って、血行が滞り、肌も乾燥しやすくなるという悪循環にハマることも。

また、目元は紫外線によるストレスをかなり受けているというデータもあり、トラブルが起こりやすい環境にさらされているのです。

このように、目元に特化した高保湿ケアをしないままでいると、老化を促す一方だということはお分かりいただけたでしょうか。

ちょっとでも目元が気になる女性は、今すぐスキンケアに高保湿アイクリームを組み込むことをおすすめします。

高保湿アイクリームに期待できる美容効果とは?

目元のトラブルは大きく分けて「小ジワ・たるみ・くま・むくみ」の4つがあります。

1つのトラブルだけでなく、複合的に悩みを抱える人が多いのも特徴。

様々な美容効果が期待できる高保湿アイクリームなら、一度にあなたの悩みに働きかけてくれるはずです。

①小じわの解消

目元の乾燥が続くと、表皮に浅い小じわを引き起こします。

原因は表皮の水分量不足なので、高保湿アイクリームなどで徹底的に水分を補給することが効果的。

以下のような高保湿成分が配合されているアイクリームがおすすめです。

【おすすめ成分】

  • セラミド
    • 表皮の角質層に働きかけ水分を保持。肌のバリア機能を高める
  • ヒアルロン酸
    • 真皮の保水力を高める働きを持つ
  • コラーゲン
    • 真皮の大半を占めるタンパク質で、肌のハリ・弾力をキープする
  • アミノ酸
    • 真皮の主成分のコラーゲンや天然保湿因子(NMF)の主成分になる。アルギニン、グリシンなど

②たるみの予防と改善

まぶたのたるみや目の下のたるみは、加齢によって現れやすくなります。

筋肉の衰えをはじめ、真皮のヒアルロン酸やコラーゲンの減少、目の下の眼窩(がんか)脂肪や涙袋がゆるみやすくなり膨らんでくるなど、いくつも原因があります。

アイクリームによるケアには、ヒアルロン酸やコラーゲンを増やす成分が配合されているものがおすすめです。

【おすすめ成分】

  • ビタミンC誘導体
    • コラーゲンの生成を促進する。リン酸アスコルビルやAPPSなど
  • 成長因子(グロスファクター)
    • 細胞の成長を促進する物質。たるみなど肌トラブルの改善を促すヒトオリゴペプチド-1や、コラーゲンやヒアルロン酸を生成する線維芽細胞を活性化し増殖を促すヒトオリゴペプチド-13などがある
  • レチノール
    • ビタミンAの一種。パルミチン酸レチノールや酢酸レチノールなどのレチノール誘導体は、線維芽細胞に働きかけコラーゲンやエラスチンを作り出す

③クマの予防や改善

目の下のクマには種類がありますが、年齢を問わず現れる「青クマ」は血行が悪くなって青黒く見えている状態です。

睡眠不足や疲労、ストレスなどが影響して目の周りの血行が滞り、薄い皮膚から透けて見えています。

青クマに効果的なのはビタミンKなど血行を促す効果がある成分です。

目の周りの皮膚や目袋のたるみやむくみで影ができて黒く見える「黒クマ」は、ハリを補うコラーゲンや、細胞を活性化させるレチノールもおすすめ。

美白の効能もあるレチノールは色素沈着による「茶グマ」にも効果的です。

④むくみの改善

目元やまぶたのむくみの原因は、主に2つあります。

1つは睡眠不足や、お酒・塩分の摂り過ぎで水分が溜まってしまう場合。

そしてもう1つは血行不良です。

どちらも、目の周りのめぐりを良くすることが解決法です。

温かいタオルやマッサージで老廃物の排出や血行を促進するのもいいですが、高保湿アイクリームなどでしっかり保湿するのも大切。

肌がきちんと保湿されていることで新陳代謝がうまく働き、血行も促進されます。

高保湿アイクリームの効果的な使い方

繊細な目元は、丁寧にスキンケアを行いたいパーツです。

ここでは、押さえておきたい高保湿アイクリームの使い方をご紹介します。

①塗る手順を気をつける

皮膚が薄い目元は、スキンケアやメイクの際に擦ると刺激になってバリア機能が低下してしまいます。

元々水分と油分が少ない皮膚なのに、さらに水分と油分を奪われて乾燥につながります。

あまりにも負担をかけると色素沈着の原因にもなるので、高保湿アイクリームをなじませる際は、優しく塗るよう心がけましょう。

おすすめはこの手順です。

  1. いつものスキンケアを行う
  2. 適量のアイクリームを手の甲に出し、体温で温めて柔らかくする
  3. まぶたと下まぶたに数か所ずつ、点置きする
  4. 薬指の腹を使ってプレスして、肌になじませるようにやさしく塗る

油性成分が多いアイクリームを使うタイミングはスキンケアの最後で、乳液の後です。

②目元の血行を良くする

酷使しがちな目元は血行が悪くなりやすく、乾燥につながります。

血行を良くするにはマッサージを思い浮かべると思いますが、目元は皮膚が薄いのでマッサージはシワやたるみにつながる可能性が高いです。

そこでおすすめなのが蒸しタオルで温めること。

肌を温めると血流が良くなり、高保湿アイクリームの成分も行き渡りやすくなります。

副交感神経に切り替わってリラックスする効果も期待できるので、お風呂あとのケアがおすすめです。

長時間パソコンやスマホで目を使った後なども、蒸しタオルを当てて目元を温めましょう。

まとめ

目元のケアの基本は乾燥させないことです。

保湿をしっかりすることで、あらゆる肌トラブルを防げると言えます。

デリケートな目の周りの皮膚をダメージから守り、若々しい目元をキープするには、高保湿アイクリームが必須。

エイジングのサインに気づいたら、お手入れに高保湿アイクリームを取り入れてください。

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